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フィンランド旅行4泊7日の費用を全公開!10月後半〜11月の北欧は静寂と癒しの季節
1. 秋のフィンランド4泊7日ってどんな旅?
ミュッセです。10月6日(月)放映の『クレイジージャーニー』でフィンランドが特集されました。丸山ゴンザレスさんのルポから、番組らしいフィンランドの捉え方でしたが、ちょうど1年前にフィンランドへ研修旅行へ行った際の情報を共有します。
10月後半〜11月初旬のフィンランドは、紅葉のピークを過ぎて初雪がちらつく静かな端境期。観光客が少なく、街全体が落ち着いた雰囲気に包まれます。昼間の気温は4〜8℃前後、朝晩は0℃近くまで冷え込みますが、厚手のコートと防寒インナーで快適に過ごせました。ヘルシンキを中心に、街歩きとサウナ、カフェ巡りを楽しむ旅にぴったりです。
2. フィンランド旅行4泊7日の費用総額【2024年秋・実例ベース】
実際に行った2024年10月26日〜11月1日の旅では、総額 約43.5万円(1人あたり)で収まりました。
※今回はJTBの手配で行ったため、航空券・宿泊に約3万円の手数料が含まれています。
費用項目 | 金額(実際) | メモ |
---|---|---|
航空券(成田〜ヘルシンキ往復) | 約23.5万円 | フィンエアー直行便・早期割引利用 |
宿泊費(4泊) | 約10万円 | ヘルシンキ駅西側「シモンケンタ」朝食付き4泊 |
食費 | 約4.4万円 | カフェ中心。会食2回(各1万円)含む |
交通費 | 約1.1万円 | トラム・鉄道・空港アクセス含む |
観光・雑費 | 約4.5万円 | 美術館、サウナ、ショッピングなど |
合計 | 約43.5万円 | ヘルシンキ観光は十分満喫 |
航空券は夏に比べると2〜3万円安く、ホテルもピーク期の半額近く。「オフシーズンのコスパ旅」としては理想的な時期です。
3. 費用の内訳とリアルな印象
航空券
成田〜ヘルシンキ直行便(フィンエアー)。10月下旬出発・平日便で、燃油サーチャージ込み約23.5万円。復路の機内は比較的空いており、快適でした。
宿泊費
今回はヘルシンキ中心部の3つ星ホテルに4泊(1泊約25,000円・朝食付き)。
朝食のパンやチーズが絶品で、現地の生活感を味わえました。
食費
カフェランチ1,500〜2,000円、ディナー3,000〜5,000円、スーパー軽食約1,000円。合計約4.4万円。物価は高めですが、味と量に納得の内容です。
交通費
トラム・地下鉄は1回約400円、1日乗車券は約1,200円。空港〜市内は鉄道で約1,200円。HSLアプリでQRチケット購入が便利でした。
観光・雑費
- サウナ体験(ロウリュ体験つき):約5,000円
- 美術館(アテネウム、デザインミュージアムなど):1,000〜2,000円
- お土産(マリメッコ・ムーミングッズ):約10,000円
4. 秋のフィンランドの物価と雰囲気【10月後半〜11月の特徴】
この時期は観光オフシーズンですが、物価が下がるわけではないのが北欧らしいところ。ただ、人が少ないぶん街歩きが快適で、カフェやショップの店員さんとゆっくり話せるのも秋旅の醍醐味です。(この辺はお金のかけようです)
- 日照時間は7〜8時間ほど。夕方16時には薄暗くなる。
- 紅葉の名残が街角を彩り、落ち葉の絨毯が美しい。
- 霧に包まれた港や湖の風景は幻想的で写真映え抜群。
5. 費用を抑えつつ快適に過ごすコツ(秋旅編)
- 航空券は3〜4ヶ月前に予約(9月出発より1〜2万円安) —
JTBで価格をチェック - ホテルは朝食付き or キッチン付きがベスト(外食費を節約) —
JTBで宿を比較 - スーパー「Lidl」活用で1日1,000円以下の食事も可能
- 観光施設の共通パス「Helsinki Card」を検討(複数入場で元が取れる)
6. 費用以上の価値を感じた瞬間
秋のフィンランドは“静寂の贅沢”そのもの。観光地に人がいなくても、湖の水面に映る街灯や朝もやに包まれた公園を歩くだけで心が整っていきます。特に印象に残ったのは、ロウリュヘルシンキで現地の人と語らった時間。言葉は通じなくても、笑顔と蒸気でつながる体験は格別でした。「費用43.5万円」で得たのは、お金では換えられない“心の余白”だったと言っても過言ではありません。
7. まとめ|10月後半〜11月のフィンランドは“静かに贅沢”な季節
10月下旬〜11月初旬のフィンランドは、観光客が少なく、費用を抑えつつ落ち着いた旅を楽しめるベストタイミング。
- 費用目安:約35〜45万円/人
- 平均気温:5℃前後(防寒必須) — ただし極厚ダウンまでは不要
- 特徴:静けさ・人の温かさ・北欧らしさ
「華やかさ」よりも「穏やかさ」を求める30〜40代の大人旅に、まさにぴったりの季節です。一度訪れたら、きっとまた“静けさに会いに行きたくなる”——そんな余韻が残る旅でした。
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