ヨシダナギとは何者?クレイジージャーニー出演で再注目の写真家が語る“かっこよく生きる”哲学
2025年10月20日放送の『クレイジージャーニー』(TBS系)に出演し話題を集めた、フォトグラファーヨシダナギ。
独学で世界の少数民族を撮影し続けるその姿は、“現代を生きる冒険者”として国内外から注目を浴びている。
【OA前こぼれ話】#少数民族 フォトグラファー #ヨシダナギ
今夜の #クレイジージャーニー は
アマゾン奥地に住む森の住人 #ワオラニ 撮影旅!これも食べ物!?#アマゾン の市場を見て回っていると…
バナナのうえにいた想像以上の巨大生物とは?!放送はいよいよ本日よる9時54分から! pic.twitter.com/3DONokXlQe
— クレイジージャーニー【月曜よる10時】 (@Crazy_Journey) October 20, 2025
ヨシダナギの経歴と写真家としての原点
1986年東京生まれ。独学で写真を学び、2009年に単身でアフリカへ渡航。
その後40カ国・200以上の民族を撮影してきたという。
講談社出版文化賞や『日経ビジネス 次代を創る100人』にも選出されるなど、国内外で評価されている。
「自分がかっこいいと思う人を、かっこよく撮る。」
――ヨシダナギ公式サイト(nagi-yoshida.com)より。
代表作品と写真集──“人間の誇り”を撮る
📘 『HEROES』──生命と誇りの肖像
ライツ社刊『HEROES』は、アフリカ・アジア・南米で出会った少数民族を撮影した代表作。
文化ではなく「生きる姿勢」を撮ることをテーマにし、講談社出版文化賞を受賞した。
📗 『SURI COLLECTION』──ヨシダナギの原点を写した一冊
エチオピアのスリ族をテーマにした初期の代表作。
カラフルな装飾と強い眼差しが印象的で、彼女の“世界観の出発点”と呼ばれる作品集。
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撮影スタイルと機材──「同じ目線」で切り取るリアリティ
ヨシダナギの撮影は、被写体と同じ服装をし、同じ環境で生活するところから始まる。
そのため、撮影地では裸足で行動することも多く、“Barefoot Photographer”と呼ばれることも。
使用機材は Nikon D810 シリーズ。
特に後継機である Nikon D850 は、彼女の撮影スタイルに合うダイナミックレンジと高解像度を誇る。
ポートレートやドキュメンタリー撮影における“肌の質感描写”で定評がある名機だ。
“かっこよく生きる”という哲学
ヨシダナギが撮るのは「文化の違い」ではなく、「人間としての誇り」。
彼女は言う。
「自分のかっこいいを信じて生きれば、世界は広がる」
その言葉は、異文化を越えて“個の美”を探し続ける彼女自身の生き方を象徴している。
まとめ|世界とつながる勇気をくれる写真家
『クレイジージャーニー』の放送を通じ、ヨシダナギという人物を初めて知った人も多いだろう。
しかし彼女は、すでに10年以上にわたって世界中の“リアルな人間”を撮り続けてきた。
その写真は、異国の記録でありながら、同時に私たち自身の姿でもある。
自分の「かっこいい」を信じて生きる。
それこそが、彼女が世界から学び続ける最大のメッセージだ。
引用元:ヨシダナギ公式サイト(nagi-yoshida.com)/写真集『HEROES』『SURI COLLECTION』(ライツ社)より。
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