こんにちは、ミュッセです。
放送直後のがっちりマンデー、まとめてみました。
株式会社バンダイは創業72年、2021年の売上高は約1310億円。
今回の番組では、屋台骨を支えるおもちゃ開発&キャラクタービジネスを取材。
出演MC:加藤 浩次さん 進藤 昌子さん
ゲスト:竹中一博社長出演
たまごっちが出た当時は版権の部署に。
通常だと版権は借りる部署がら、他社から貸して欲しいという問い合わせが殺到。
初めて版権を社外へ、流れをつくった。
番組では過去のおもちゃを紹介。もぐらたたき、むげんプチプチ等。
たまごっちは1996年発売、1997年ブームとなり、4月からの一年間の売り上げが460億円に達する。
ガシャポン「ダンゴムシ」を開発された誉田さんが登場。
本商品は300万個以上販売、約15億円以上を売り上げたとのこと。
↑これ、コロナ前まで小さなお子様がいるパパたち、ガシャポンの機械見つけたら即座に買ってアップしていた記憶あります。
後述にもありますが、なぜこんなに大ブームになったのか、本当不思議ですよね。
「おもちゃは何が当たるか、世に出すまでわからない。たくさん打席に立った方がヒットを生みやすい」と誉田さんは話す。
バンダイでは新商品を年に1万5千商品以上発売。
ダンゴムシのヒットを受け、カブトムシの幼虫やカメなどシリーズで販売も行い、その結果シリーズトータルで633万個を売り上げてます。
ヒットを見極めたらシリーズ展開も、番組では強調されませんでしたががっちりポイントの一つかもしれません。
ヒットするおもちゃの鉄板要素
当たりやすい鉄板要素は下記2点
・子供向けは合体・変形!
・女の子向けは自分の手を使って何かを作る
子供向けは合体変形!
合体変形、その歴史は古く1970年代のDX超合金シリーズ「勇者ライディーン」、最近では乗り物合体「VooVシリーズ」などが人気です。
そのおもちゃ開発は、企画・開発チームと設計チームによる会議によって、市場の平面アイデアを立体化し、細部までチェックを行います。
番組ではユニトロボの試作品チェック。
ユニトロボは世界に共通する色を組み合わせてロボットへ変身することが特徴です。
今回紹介されていた、パイナップルとバスは9月発売予定。
大事なポイントはスムーズな合体・変形ができるか 音や瞬間変形の気持ちよさにこだわっているし重要なポイント。
女の子向けは自分の手を使って何かを作る
お菓子やアクセサリーを作るおもちゃ=メイキングトイ
各社力をいれる激戦区というと、編み物のメイキングトイ、1980年代から発売している
新作は細い糸だけではなく、幅の広い生地も使ってぬいぐるみなども作れるそうです。
アイデアの厳選は原宿の衣料品店 女の子はちょっとお姉さんに憧れるため、中高生で流行っているものを取り入れるという
もう一つ、欠かせない作業として、実際のお子さんが遊んでみてのチェックも大事。
しかし、普遍的な要素を入れたからといって、必ず売れるわけではなく、その要素に加え何か工夫をプラスすることが大事と竹中社長は語る
ダンゴムシも社長自身は当初、売れないと予測したが、まさかの大ヒットに。
キャラクターグッズの儲けの秘密は重要な会議
もう一つ、バンダイで外せないのがキャラクターグッズ
仮面ライダーのベルトやガンダムのプラモデル、キン肉マンのキン消し等など
今回の番組ではウルトラマンの開発現場を取材
会議の中では、ベンダー事業部、ライフ事業等各事業部に何ができるかを問いかけ
キャラクターのおもちゃは人形やプラモデルだけではなく、カプセルトイやカード、食玩、アパレル、雑貨等幅広い派生をしていくため、各事業部の協力が必要になる。
今回のウルトラマンデッカーはカードを使って変身することが特徴。このカードを使った変身も、バンダイ側からのご提案とのこと。
なのでカードの配布にも厳格なルールを設けているため、各部署との連絡共有がとても大事。
この会議のあと監修会と呼ばれる円谷プロの担当者がいる会議のプレゼンに臨む。
そこではポーズ一つ、色味についても細かく指示があり、世界観を守るため細かいチェックや修正の積み重ねで商品が出来上がる。
バンダイはみんなに喜ばれるキャラクターや商品やサービスでがっちり!
今回のプレゼントはバンダイのこども商品券1万円分とのこと!応募締め切りは8月19日まで。
ご興味ある方はぜひご応募を。
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— がっちりマンデー!! (@gacchiri_m) August 13, 2022
いかがでしたでしょうか。
商品開発に対するバンダイのこだわりや理念、すごく感じることができる30分でした。
それにも増して、版権ビジネスはやはり儲かると…
しかし、版権を生み出すこともそうですが、それをしっかり世に広めることも、信頼と実績があってこそ。
今後の自社事業のブランディングにも活かしていきたいと思うミュッセでした。
それでは、また。
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