ゴルフボール拾いで稼ぐ!池ポチャ回収の収益性・始め方・注意点を徹底解説
最近のバラエティ番組でも取り上げられるなど、「ゴルフボール拾い」が副業として注目を集めています。
ある放送回では、タレントが短期間でまとまった収入を得たケースも紹介され、話題になりました。
本記事では、検索意図で多い「どれくらい稼げる?」「どう始める?」に答える形で、収入の目安・始め方・国内事例・リスクまでを網羅します。
ゴルフボール拾いとは?仕事内容と種類
ゴルフ場や練習場で失われたボール(ロストボール)を回収し、洗浄 → 仕分け → 販売して収益化する仕事/副業です。大きく次の2タイプがあります。
① 練習場(レンジ)の回収バイト型
- 時給制(目安:1,000〜1,500円前後)。機械や車両でフェアウェイ上のボールを回収。
- 安全性が比較的高く始めやすいが、収入は時給の枠内に収まる。
② コース回収(ロストボール・池ポチャ/ダイバー型)
- コースのラフ・林・池から回収。許可・契約が必須。
- 池回収は潜水士(国家資格)、装備、安全管理が必要。短時間で大量に回収できる一方、リスクと難度は高い。
どれくらい稼げる?リアルな収入目安
| 形態 | 目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 練習場バイト | 時給1,000〜1,500円 | 安定・安全。上限は時給に依存。 |
| コース回収(陸上) | 日 数千円〜数万円 | 回収量・品質・販路で変動。 |
| 池回収(ダイバー型) | 条件次第で高収入事例あり | 1回の潜水で数千〜万単位の球を回収するケースも。要資格・要装備。 |
単価イメージ:中古買取・販売は状態でランク分けされ、1球あたりおおむね数円〜数十円台が一般的。高品質球はさらに上振れすることも。
回収数 × 可売率 × 単価 = 売上。ここに「洗浄・仕分けの効率」「販路の強さ」が利益を大きく左右します。
例:1回で6,000球回収、可売率50%(3,000球)× 平均15円 ≒ 45,000円(売上)。装備費・交通費・人件費などのコストを差し引いて純利益を算出。
始め方ガイド:コース回収の基本フロー
1)ゴルフ場と許可・契約を結ぶ
- 作業範囲/日時/安全管理/分配(清掃代替・買い取り等)を文書で取り決め。
- 無断回収は不法侵入・窃取などトラブルの原因に。必ず合意を取る。
2)回収作業(陸上/池)
- 陸上:ネット、マグネット棒、ヘッドライト等。効率は足で稼ぐ。
- 池:潜水士資格、タンク・スーツ・手袋・ライト・回収バスケット等。視界ゼロ前提、ライン管理や救助体制を整える。
3)洗浄・仕分け・販売
- 洗浄(泥・藻・砂落とし)→ 乾燥 → ブランド・モデル・状態で選別。
- 販路:中古業者への卸、ネットショップ、フリマアプリ、練習用まとめ売り など。
- 人気ブランド(例:タイトリスト/ブリヂストン/スリクソン等)は単価が上がりやすい。
国内の事例と回収業者リスト
国内でもロストボール回収・販売を手がける事業者が複数存在します。個人参入は、まず回収品の買取業者と接点を持つのが近道です。
| 名称 | 特徴 |
|---|---|
| エコ系ロストボール事業者 | 潜水士による池回収やSDGs訴求で回収→洗浄→販売まで一貫対応の例。 |
| ゴルフ場直接契約型 | コース側と定期契約を結び、池・ラフの定期清掃として回収を実施。 |
| 老舗中古ボール商社 | 全国対応の買取・卸・小売。大量持ち込みの実績掲載があるケースも。 |
事業者ごとに回収範囲(池/陸)・買取条件・販路が異なります。自分で回収→持ち込み/卸から始め、収支を可視化してから規模拡大を。
メリットとリスク(安全面の現実)
メリット
- 廃棄物の削減・資源循環に貢献(環境性)。
- 小資本で開始可能(陸上回収は特に)。
- 作業時間を調整しやすく、副業化しやすい。
リスク/難易度
- 法的リスク:許可・契約が必須。無断回収は厳禁。
- 安全リスク:池は視界ゼロ・低温・底質悪化・生物リスク。救助体制・保険が必須。
- 収益変動:回収量・可売率・単価・物流コストでブレる。高収入事例は例外的条件が揃う場合が多い。
重要:池回収(ダイバー型)は「短時間でも命がけ」。安全基準・資格・装備・人数編成・緊急対応計画を欠かさないこと。
初心者が安全に始めるステップ
- 近隣コース・練習場へ相談:回収の必要性・条件・日時・分配方法をヒアリング。
- 小規模テスト:まずは陸上回収で「回収量→洗浄→仕分け→販売」のサイクルを1回回す。
- 販路の確保:買取業者・フリマ・ECのどれを主軸にするか決めて在庫回転率を上げる。
- 単価の最大化:人気ブランドや状態の良い球を選別してロス率を下げる。
- 池回収を検討する場合:潜水士資格の取得、安全装備・保険・人員体制・マニュアルを整備。
チェックリスト:
- 契約書(作業範囲・日時・分配・責任・安全)
- 回収道具(陸上)/潜水装備一式(池)
- 洗浄設備(ブラシ、バケツ、乾燥スペース等)
- 選別基準(ブランド・モデル・状態ランク)
- 販路(卸・EC・フリマ)と価格リスト
まとめ:環境×副業の新しい形
- ゴルフボール拾いは「拾って終わり」ではなく、回収→洗浄→仕分け→販売の一連プロセスで稼ぐ。
- 収益は「回収量 × 可売率 × 単価 − コスト」。販路と選別力がカギ。
- 池回収は高収益ポテンシャルもあるが、契約・資格・安全が最重要。安易な模倣は禁物。
FAQ
- Q. いきなり池回収から始めてもいい?
- A. 推奨しません。まずは陸上回収でサイクルを作り、収支を把握してから段階的に。
- Q. どのくらいの在庫で販売を始めるべき?
- A. 目安として1,000球程度をまとめて仕分け・販売すると回転が見えやすいです(品質次第)。
- Q. 必要な届出や資格は?
- A. 陸上回収のみなら特段の資格は不要ですが、池回収は潜水士資格や保険、安全体制が実質必須です。いずれも施設側の許可は前提です。

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