こんにちはミュッセです。
本日は【がっちりマンデー】22年8月28日放送「2022年儲かり新商品後半戦」について、書き起こしてみました。
出演MC:加藤 浩次さん 進藤 昌子さん
ゲスト:森永卓郎さん 前回と同じ、業界通の皆様
ZENDORA編集長 前澤優希さん 冷凍食品新聞社社長 永沼 博明さん 月間食品工場長 編集統括 木下 猛統さん
月間食堂 編集長 通山 茂之さん 週刊建機新報 編集長 吉田 隆史さん ジャパンプレシャス(ジュエリーgyoukai
専門誌) 編集長 深澤 裕 さん
前回のおさらいからスタート。本日は後半戦です。
チンするのに冷たく仕上がる、冷やし中華!(冷食新聞)
東京四谷の冷凍食品新聞から
松屋銀座が冷食に参入! 日本水産ワンプレートの新シリーズ、焼きおにぎりは小中高生向けに!
など、激変する冷食業界がわかる冷食新聞。
社長の永沼さんから注目の商品を紹介。
「冷凍食品の概念が変わる!温めても冷めてもアレ!が超うまい謎!」
作ったのはニチレイ。
売り上げ2500億円の冷凍食品業界No.1メーカー
そんなニチレイ作ったチンするのに冷たいアレとは!↓
なんと冷やし中華!(…ですが、アマゾンだと高騰中泣)
参考値 1食370円
今年春から発売して、200万食を突破!売り上げ高10億を叩き出す。
袋から出して、そのままチンしたらできるとのことで、どうやったらできるのか?
開発した蟹沢さんのところへ。
袋を開けてみると中に氷が!
これがチンしても冷たいポイントとのこと。
麺は熱いけど氷はそのままのため、冷たい状態がキープできる。
電子レンジの特製を利用し、レンジでは氷が溶けにくいためそのまま残る!
しかし一つだけ、難関が…
めんのコシを残すのに、苦労したとのこと。
通常だと茹でてそのまま冷水で締めるが、氷が残ると水を吸い過ぎてしまう。
そこで、工場出荷時点で麺を固めに茹で、氷とタレでシメることで麺のコシが感じやすくなることに成功!
もう一つ冷たいシリーズとして、氷を使った極太つけ麺を発売予定。
ニチレイは氷を使った商品でガッチリ!
もともとは、霜のついたガチガチのものが温まり辛いことに着目、商品開発のきっかけに。
月間食堂の通山編集長のコメントとして「冷食のレベルが年々上がっており、外食産業の脅威になりつつある」というコメントが感慨深い。
クリーニング専門誌ZENDRAが教える「お店を24時間営業にするスゴい機械!!」(ZENDRA)
ZENDRA=全国ドライクリーニング新聞の略。クリーニング店のための専門新聞!
「衣替えの前にクリーニングに出す!は37%」「ツーエム化が開発!植物由来成分と化粧品成分のみ配合、乳酸ソフターとは!?」
まさに最新情報が満載。
注目の記事は「クリーニング店が自分で開発!お店を24時間営業にできちゃうスゴい機械!」
リッツクリーニングというお店がそのスゴい機械を作ったという。
お店の怪異登録をして、専用バッグを受け取る→洗濯物をバッグに入れ、仕上がり日を選んでICチップを読み取る→バッグを投入してレシートを受け取れば完了
簡単に人もいないから、24時間受付けられる
ここまでは今までよくあった
違うのはここから…洗濯物を取りにきたお客様が受け取ったレシートを読み込ませると… 機械が回って引き取り口が動き、洗濯物を受け取りへ!
受付と引き取り機セットで500万円〜
なぜ今までなかったのか!?
今までは洗濯物の引き取りが、どうしても自動化できなかった。
この引き取りさえできれば24時間自動化が可能に。
1番の画期的ポイントは引き取り日を先に決めてしまえること。
受け取り予定日の二日間以内は機械で受け取れるが3日間以降は窓口になる。
なぜこの機械を作ったか、社長のお話を聞くと、若い頃バイクのプロレーサーで機械いじりが大好き。
常務も機械好き、こだわった部分はレールの部品、バイクのピットインをイメージしたとのこと。
森永さんいわく、太田区という立地も小さな機械町工場があるため、機械化の相談がしやすい土壌があったのではと考察。
完成!ひっつきまくるアレをバラバラにしてくれる奇跡のマシン、誕生!(月刊食品工場長)
月刊食品工場長より
「三井興業、下水道料金の出口管理ビジネス開始!」などあらゆる食品工場の情報が満載の月刊誌。
注目記事とは、攪拌機メーカーの梶原さん。あるものをバラッバラに、ツヤッツヤにするとのこと。
一体どんな食べ物なのか。
以前あんこを潰さず混ぜる機会を開発し、がっちりマンデーで取り上げられた会社。
カラメルコーティングマシーン、ナッツやポップコーンにカラメルを混ぜる機械。
1台1100万円。
今実はナッツ商品が人気。中でもカラメルやハチミツコーティングの物が売れている。
これまでの機械だと、引っ付くので手作業がほとんど。
しかし、この機会を使うと全て引っ付かず作れるという。
普通の機械だとコーティングもされず、ナッツも引っ付くが…
確かに混ぜていくとバラバラになるが、秘密は羽を2軸にし時計回りと反時計回りに動く二本の羽を組み合わせることで、引っ付かずバラバラになるとのこと。
完成品はコーティングも均一でバラバラ、かつ綺麗とのこと。
問い合わせはナッツをよく食べられるドイツやヨーロッパからが多い。
開発のきっかけはさっきのあんこ製造の応用ができないかとの海外からの問い合わせから。
実は日本の税総技術、海外の食品に対応させると大きなビジネスチャンスになる可能性が!!
森永さんの2022年新商品ニュースとは!?
それは住宅産業新聞が取り入れた、デコスファイバー 新聞紙が原料の断熱材とのこと。
しっかりJIS基準も満たし、住宅の材料として使用が広がっているとのこと。
H2 感想
後半戦では、製造機械を中心としたガッチリ会社を紹介。
いずれも世に出たばかりで、2億前後の売り上げがほとんどとのことであるが、伸び代はまだまだありそう。
クリーニング業界はどうなんでしょう。人のやる部分を機械に置き換えと言ってしまえばそれまでですが、人件費がキモの産業がほとんどなので、アリかも。
特に余計なクレームを減らしている点も、ES度高そうな気がします。
新しい市場を生み出すより、既存の仕組みを組み替えることで、ガッチリポイントを作り出す。今後のビジネスづくりのヒントになりそうです。
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